1878年(明治11年)47才の英国女性が通訳兼身の回りの世話係(伊藤氏)を連れ、二人きりで日光から東北、北海道を旅した日記ベースの旅行記。
彼女が通った道を私は20年ほど前に「車」で旅した事がありますが、当時の日本の自然と人々の様子が解る、とても面白い本です。例えば、北海道では「アイヌ犬の毛皮」が売っていた事など、
また、当時の英国女性が日本をどう見ていたか・・・(いまも同じように見ている人もいるかもしれませんが)が解りますが、それでも、130年前の時代を想像するに、極めて親日的と思います。
なにより当時の日本で安全な旅が出来た事は、日本人として嬉しい限りです。
|
日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー) Isabella L. Bird 平凡社 2000-02 売り上げランキング : 15582 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ところで、旅のお供をした伊藤なる人物にとても興味があります。
彼は旅の途中でも常に英語の勉強をしており、その後、どうなったのか・・・一生、通事として活動したのか・・・それとも・・誰か教えて欲しいところです。
紅葉のシーズンが始まっても、何処へ行く予定もない私にとって、気休めの1冊となりました。彼女の旅のコースは今、まさに紅葉の季節なんですから・・・
関連用語
